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柏レイソルが天皇杯で優勝するための3要素

天皇杯決勝が、いよいよ明日12/3(土)に開催される。川崎フロンターレとの国立決戦は、激しい戦いになることが予想される。ここではレイソルが勝利するための3つのポイントについて押さえていく。

 

 

スタメン予想

8月以降は2敗のみのレイソルは、夏場以降メンバーを固定し安定感ある戦いをしてきた。しかしこの大一番には3名が出場できない。犬飼と山田雄士は大会規定により、ジエゴはJ1最終節での退場により、それぞれ出場停止となる。そのため代役には立田、戸嶋、三丸を予想。彼らにとっても今後の行方を占う重要な試合になるはずだ。

 

 

重要な3つの要素

ボランチへのパスコース封鎖

8月以降、細谷と山田康太の前線2枚のプレスの掛け方は明確になっている。ボランチへのパスコースを背中で消しながら、ボールホルダーへプレスをかける。もう片方のプレイヤーはボランチへのマークをしながら、CBへのパスにもチェックしに行く。

 

日立台で行われた同カードでは策がはまりパスミスを誘発。何度も危険なカウンターを繰り出すことに成功した。

 

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しかしフロンターレはこの対策として、サイドバックボランチの位置に配置する「偽サイドバック」、または家長のフリーマンという戦術を使ってくるだろう。これらをどのように抑えるかはポイントとなる。

 

立田&三丸の安定感

前半戦レギュラーだった2人だが、パフォーマンスとしては安定感を欠き後半戦はベンチメンバーとなってしまった。ただ出場停止のレギュラー2人に代わってスタメンに名を連ねることが予想されるため、名誉挽回の絶好機でもある。ここでヒーロー級の活躍をすれば、苦い思い出はすべては忘れ去られるだろう。

 

戸嶋のゴール前への侵入

レイソルの攻撃パターンは明確だ。カウンターからサヴィオ→細谷の関係でゴールを奪う形は、2023シーズン何度も見受けられた。ただ2人が抑えられてしまった際には、右サイドハーフで出場予想の戸嶋がキーマンとなる。

 

夏場以降ゴールを重ねてここまで3ゴール、準決勝のロアッソ熊本戦でもゴールを決めた。彼がペナルティーエリアの右角にポジションを取ることができれば、ゴールを決める期待値は高まる。大舞台で伏兵がゴールを決められるか注目したい。

 

タイトル獲得そしてアジアへ

「終わり良ければ全て良し。」

このことわざに当てはまる局面を迎えた。監督交代をはじめ苦難のシーズンを過ごして何とかJ1残留。日立台では思うように勝利を挙げることは出来なかったが、天皇杯に限っては勝ち続けることに成功、決勝までたどり着いた。

 

大方の予想では川崎フロンターレが優位である。だがトーナメントの大一番ではデータが覆ることもある。ジャイアントキリングを起こしてきたロアッソがその代表例だ。延長でもPKでもいい、最後に勝利をもぎ取り笑ってシーズンを終えたい。

 

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