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手塚康平が柏レイソルに帰還!夏の移籍情報まとめ

8/5に柏レイソルは、サガン鳥栖から手塚康平を完全移籍で獲得したことを発表した。レイソルに約4年半ぶりの復帰となった。ここでは手塚の復帰を中心に、柏レイソルの夏の移籍情報をまとめる。

4年半ぶりの日立台帰還

柏レイソルのアカデミー出身の手塚は、2014シーズンにトップチーム登録されるも、正式な昇格は叶わず2015シーズンはニュージーランドでのプレーを選択。2016シーズンにはレイソルのトップチームに一員となり、2017シーズンは公式戦18試合に出場し、3ゴールを記録した。2018〜2019シーズンも流れを変える存在としてプレーしたが、2020シーズンからは恩師の下平監督が率いる横浜FCへ移籍することとなる。

 

2020シーズンはプロキャリア最多の公式戦30試合に出場。2022シーズン途中からはサガン鳥栖への移籍を決断する。持ち前のプレースキックはもちろん、守備面でも実力を伸ばして古巣レイソルへの復帰を果たした。

 

レイソルとしては、ベルギーへ移籍した高嶺朋樹の後釜として獲得した。ただ彼よりも手塚はより攻撃面で実力を発揮する。左足から放たれるキックは正確で、長短のパスで攻撃を組み立てられるうえに、セットプレーではゴールの期待が十分できる。また課題だった守備面でも向上し、ハードワークや泥臭いタックルもいとわず行える。さらにロングスローを投げることが可能だ。

夏の移籍まとめ(8/11時点)

夏の移籍市場でレイソルも活発に動いた。選手の動向を整理したい。

IN

・FW中川敦瑛(←法政大学/2025シーズン加入内定)

 

・DF山之内 佑成(←東洋大学/2026シーズン加入内定)

 

・MF中島 舜(←流通経済大学/2025シーズン加入内定)

 

・MF手塚康平(←サガン鳥栖/完全)

 

・FW垣田裕暉(←鹿島アントラーズ/完全)

 

*DF桒田大誠(中京大学)の2025シーズン加入内定は昨シーズンに発表済み

 

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OUT

・FW山本桜大(→栃木SC/期限付き)


・FW武藤雄樹(→SC相模原/完全)


・MF高嶺朋樹(→KVコルトレイク/完全)

 

放出した3名はそれぞれ意味合いの異なるものであるが、そこを穴埋めする補強はできたと言える。また大学生プレイヤーについてもすでに特別指定選手として登録しており、レイソルの選手としてプレーすることが可能である。

後半戦で勝利を重ねられるか

下位チームとの勝点差が迫り、苦しい状況になりつつある。しかし新しい選手や若手プレイヤーが活躍できれば、残留争いから抜け出せるだろう。特に垣田はすでにゴールを決めチームにフィットしつつある。木下と細谷に続く得点源としてサポーターは期待を寄せる。

 

手塚には成長した姿が今のレイソルでどのように見せられるかに注目したい。持ち前のFKはもちろん、ハードワークしてボールを奪うプレーにも期待である。後半戦で勝利していくためには、新戦力の活躍は欠かせない。

 

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