10min+

このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

MENU

<チーム分析>vs鹿島アントラーズ ルヴァンカップ第1節


3/8(水)にルヴァンカップ柏レイソルvs鹿島アントラーズが、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。ここでは対戦相手の、鹿島アントラーズについて分析する。

 

移籍動向

FootballLABホームページより作成

タイトルへ向けて、大幅な戦力拡充を行った。優勝を知るCB、昌子源植田直通を復帰させた。垣田や染野といった実績を積んだ若手も復帰。即戦力の知念や藤井にも期待ができる。一方で核であった三竿健斗を、海外のクラブへ放出。和泉や杉岡といった実力者も去ったが、2023シーズンはタイトル獲得が必須のスカッドになった。

 

直近の試合

J1リーグのアウェイ横浜FC戦では、1-3で勝利した。今シーズンは4-3-3を基本布陣としており、着実に勝ち点を積み上げている。プレシーズンマッチでは結果が出なかったが、それが功を奏したのか2勝1敗と悪くはないスタートを切った。

 

ロングボールを使ったシンプルな攻撃と、前線からのプレッシングが今シーズンの特徴だ。前線3枚は果敢に裏を狙う。特に右サイドの藤井は、持ち前のスピードを遺憾なく発揮し、横浜FC戦では先制ゴールを決めた。中盤には豊富な運動量を誇る樋口とピトゥカに加え、新戦力の佐野が開幕から抜擢されている。

 

佐野は間違いなく今後飛躍する選手のひとりだ。守備力に長けており、インターセプトがうまい。また奪った後の密集を打開するテクニックも持ち合わせており、この才能には注目すべきだ。

 

Jリーグ公式Twtter

CBはフィジカルに優れた選手がそろっており、空中戦では圧倒的な存在感を放つ。昌子はけがから間もなく復帰する見込みであり、レイソルとの試合で起用される可能性もある。

vs横浜FC スタメン

おわりに

ルヴァンカップは若手の登竜門ともいわれており、リーグ戦で出場機会の少ない選手にはチャンスである。柏レイソルでは2022シーズン、升掛が台頭した。今年はリーグ戦で3試合連続で途中出場を果たしている、山本桜大に期待したい。レイソルユースで磨いたドリブルと決定力は、プロの世界で通用する可能性を大いに秘めている。屈強なディフェンスラインの鹿島アントラーズとの試合で得点できれば、一気にスタメン奪取も在りうるだろう。

 

【PR】ルヴァンカップはスカパーで