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<チーム分析>vsヴィッセル神戸 J1第14節


5/20(土)に、J1柏レイソルvsヴィッセル神戸の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。監督交代を敢行したレイソルは、井原新体制の初戦になる。ここでは対戦相手のヴィッセル神戸について分析する。

 

 

移籍動向

フットボールチャンネルHPを参考に作成

2022シーズンは不甲斐ない成績に終わったことから、複数の入れ替えを行った。加入選手で即戦力として、パトリッキや本多を獲得した。J2からもチームにフィットしそうな戦力を揃えることに成功。また将来の有望株となりえる若手を5名加え、バランスよい補強となった。

 

放出した選手では、引退を表明した槙野とボージャン、海外移籍の小林と小田など、実力者たちを手放す結果となった。しかしこの入れ替えが2023シーズンは成功していると、現時点では言えるだろう。

 

直近の試合

先週はサンフレッチェ広島との上位対決を、2-0で勝利し首位をキープした。苦しい時間帯でもGK前川を中心に無失点で進めると、前半終了間際に先制。後半も同様にしのぎ、アディショナルタイムに武藤が追加点を決めた。

 

代表経験者が好調で、特に大迫と武藤は得点を量産している。2022シーズンは調子を落としたため、チームにも影響を与えてしまっていたが、今シーズンは見事な活躍ぶりである。

 

4-3-3をベースに中盤3枚は運動量が豊富で相手を制圧。ウイングの武藤や汰木はドリブルで必ず相手の脅威となり、守備では外切りでプレスをかけ続ける。またDFでは小柄な本多がCBでも存在感を発揮しており、間違いなく優勝を目指せるチームになっている。

https://image.sporteria.jp/games/soccer/2023/2023051301/formation_136.png

 

首位相手に勝ち点を拾えるか

チーム状況がまったく異なる2チームの対戦は、大半がヴィッセル神戸の勝利を予想するだろう。レイソルとしては難しい相手をどう攻略するか、井原新監督のアイディアが問われる。

 

昨日の記者会見では、ボールを握るスタイルを志向すると話した。この試合ですぐに機能するとは思わないが、少なくともどういうサッカーをするのかを、サポーターには見せてほしいところだ。

 

2022シーズンではこの相手にダブルを達成した。過去の対戦成績を見ても、相性はレイソルに分がある。しかし今シーズンの状況から、そのデータはこの試合ではあまり期待できない。首位相手に勝ち点を取るための策を、初陣でしっかり見せてほしい。

 

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