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<チーム分析>vsガンバ大阪 J1第21節

7/16(日)にJ1のガンバ大阪vs柏レイソルの試合が、パナソニックスタジアム吹田で行われる。この試合が終わると、リーグ戦は中断期間に入るため勝利を収めたいところ。ここでは対戦相手のガンバ大阪について分析する。

 

 

前半戦の戦い

ポヤトス新監督を迎えポゼッションスタイルでスタートしたが、なかなか勝ち点を積み重ねることができず苦しい序盤戦となった。一時期は最下位に低迷し、ゴール裏サポーターと話し合う場面もあったが、ロングボールを使いだすと徐々にチームは浮上した。

 

4-3-3のシステムで宇佐美をインサイドハーフに起用するなど、斬新な試みはうまくいかなかったが外国籍選手がフィットしてきた。特に最前線のジェバリは圧巻の強さでボールを収め、ゴール前では巧みなフィニッシュワークを見せる。

 

また日本代表にも選出された右サイドバックの半田は加入後初ゴールも決めており、完全にレギュラーを確保した。前半戦では下位に沈んだが、ここから一気に巻き返す気運は高まっている。

 

直近の試合

京都サンガとの試合を1-0で勝利した。前半はなかなか中盤にボールを預けることができず、思うような攻撃は出来なかったが後半にギアを上げると福田がゴール前へ飛び込み均衡を破った。その後はGK東口を中心に守り抜き、京阪ダービーに勝利した。

 

この試合も4-3-3でスタートし、ジェバリへのロングボールを使いながら前進するケースが多く見られた。そして後半には途中出場の食野がドリブルでチームを活性化し、流れを一気に引き寄せた。終盤には5バックで対応するなど、指揮官の考え方にも幅が出た。

 

ゴールシーンでは右サイドのクロスにジェバリが合わせ損ねたが、背後から福田が詰めて決めた。ジェバリばかりに気を取られるとこのようなシーンが生まれてしまう。レイソルの守備陣は自分のマークを決して離してはならない。

 

 

vs京都サンガ スタメン

 

継続路線と変更路線で別れた両者

ガンバは苦しみながらも監督続投で13位まで浮上し、ここ6試合は負けがない。一方でレイソルは監督交代を行ったものの、いまだにリーグ戦で勝利がなく16位。2023シーズン開幕時は4-3-3の攻撃的なスタイルで戦った両チームだったが、現在は対照的である。

 

既に天皇杯では敗退したため、日程でアドバンテージがあるのはガンバ。レイソルはターンオーバーを敷いたが、センターバックの立田は出場停止、田中はその天皇杯の試合で脳震盪の疑いにより交代した。全体的にはホームチームが有利だろう。

 

しかしレイソルは水曜日で勝利してこの試合に挑むため、モチベーションは高まっている。アウェイとはいえ勝ち点を拾わずにはいられない。この試合の鍵となるのは、ジェバリへのディフェンス対応だろう。このチュニジア代表FWを止めなければ、勝利するのは難しくなる。

 

前節はまたも後半アディショナルタイムで勝ち点3を逃したレイソル。それでも中断前最後の試合で勝利を収め、残留を争うチームにプレッシャーをかけたいところだ。

 

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