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東京国際大学の熊坂光希が柏レイソルに加入内定!

7/20(木)に、柏レイソル東京国際大学の熊坂光希の、2024シーズン加入内定を発表した。大学生の加入内定発表は、今シーズンで3人目である。ここでは熊坂についてまとめることにする。

 

経歴

埼玉県出身で小学生時代は地元クラブで育った。中学生になると柏レイソルアカデミーへ。ジュニアユースからユースに昇格したものの、苦しい時期を過ごしトップ昇格はならなかった。

 

その後東京国際大学へ進学、1年生時からトップチームに入り、先輩である落合と共に東京国際大学のタイトル獲得に貢献した。今年の3月に行われたデンソーチャレンジカップでは関東B選抜に選ばれた。最終学年となった2023シーズンも主力として活躍し、古巣への帰還を果たすことが決まった。

 

プレースタイル

ボックストゥボックスの大型ボランチである。豊富な運動量で広範囲に渡りサポートし、攻守の要として活躍できる。時折ゴール前まで勢いよく飛び込み、チャンスにも顔を出す。

 

関東大学サッカーリーグ第3節、流通経済大学との試合では左サイドからのボールを引き出し、ゴール前の混戦からゴールを決めた。足を止めることなく前線まで駆け上がり、得点までしてしまうスタイルは、今までのレイソルに足りなかったものと言える。

 

大学経由でレイソル

レイソルアカデミーから大学を経由してトップチーム入りを果たしたのは、これで5人目となる。そして落合という身近でプレーしていた先輩と共に、日立台でもダブルボランチを形成する可能性が出てきた。思い起こせば2015〜18年はアカデミー出身者でスタメンを埋め尽くした。その波がまた来ていると言っても良いだろう。

 

だが厳しいことを言うと、期待されている大学出身プレイヤーは、今シーズン苦しんでいる。J2であれば即戦力なのかもしれないが、J1の高いクオリティでは出場機会が限られてしまっている。

 

それでもレイソルの売りは育成力にある。Jリーグにアカデミー出身者を数々送り出し、レイソルのみならず各クラブで活躍している。熊坂にもポテンシャルに期待し、2024シーズン以降レイソルで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれることを楽しみにしたい。

 

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