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<チーム分析>vsセレッソ大阪 J1第23節

8/12(土)に、J1の柏レイソルvsセレッソ大阪の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。公式戦3連勝をかけて、格上との重要な試合になる。ここでは対戦相手のセレッソ大阪について分析する。

 

前半戦の戦い

清武の長期離脱でチームに激震が走ったが、12年ぶりの復帰を果たした香川が序盤戦からレギュラーを掴み、チームは上位争いを演じている。途中で4-3-3から4-4-2にシステムを変更し、香川をボランチで起用。その結果レオ・セアラは新加入でもゴールを量産し、カピシャーバ、クルークスの両サイドも躍動している。

 

そして若い喜田の台頭により中盤の競争が激化。チームは攻撃的なサッカーをベースに、守備はハードワークで主導権を握る。フレンドリーマッチのPSG戦では3-2で勝利した。

 

だがACL出場権を獲得へ向けて、夏の補強は物足りなさが残った。J2から選手を獲得したものの、J1の主力級は獲得できていない。また放出した選手は、加藤や原川、中原といったレギュラークラスだ。けが人も続出している状況で選手層の不安が残った。

 

直近の試合

ホームでFC東京と対戦し0-1で敗れた。開始早々にロングボールのこぼれ球を拾われ先制を許す。徐々にリズムをつかみ上門、渡邊の2トップにチャンスが訪れたが決めきれず。後半立ち上がりも渡邊が決定機を作るがものにできずにいると、時間だけが過ぎ去りゲーム終了。痛い敗戦となってしまった。

 

新加入の渡邊が躍動したものの、決定機をゴールに結びつけられず。支配率でFC東京を大きく上回ったもののゴールは遠かった。サイドのカピシャーバ、クルークスは個人で打開する能力が高い。また中央では香川や上門がゲームを作りゴール前に襲い掛かってくる。レイソルとしては試合を通して我慢の時間帯が続くと予想される。

 

vsFC東京 スタメン

 

3試合連続のウノゼロなるか

レイソルは中断明けの2試合で連勝し調子を上げている。両試合とも1-0で勝利しており、この試合も固い守備をベースに戦うはずだ。

 

この試合で鍵を握るのは両サイドの攻防だ。1vs1で強力な外国籍選手を抑える必要があり、片山とジエゴにはこのタスクを完遂してほしいところ。また中盤でタクトを振るう香川をどのように抑えるかも注目ポイントだ。

 

前節は下位3チームが勝利し勝ち点の差は広がらなかった。この勢いを持続し確固たる自信を得るためにも、ホーム日立台での勝利はマストである。

 

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