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<マッチレビュー>J1第30節柏レイソルvsジュビロ磐田 2024年9月14日

9/14(土)にJ1柏レイソルvsジュビロ磐田の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合は前半に2ゴールを奪ったジュビロが0−2で勝利した。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら

サブ

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 16 片山(←32関根、83分)

DF 50 立田

MF 28 戸嶋(←33白井、46分)

MF 29 島村(←6山田雄、70分)

FW 19 細谷(←18垣田、60分)

FW 15 木下(←14小屋松、46分)

 

ジュビロ磐田

GK 21 三浦

DF 15 鈴木(←18高畑、87分)

DF 26 西久保(←50植村、78分)

MF 10 山田大

MF 13 藤川(←14松本昌、78分)

MF 23 クルークス(←20木村、79分)

FW 99 ペイショット(←55渡邉、90+1分)

内容

やや強めの風が吹く中開始された6ポイントマッチ。立ち上がり2分、レイソルはFKから古賀がシュート。6分にジュビロが先制する。右サイドに流れた中村のクロスに渡邉が頭で合わせてゴールを決めた。9分レイソルはFKからサヴィオが直接狙う。10分はジュビロ渡邉に決定機もGK松本健太がビッグセーブで防ぐ。18分にはレイソル手塚がボレーシュートもGK川島の正面。27分、ジュビロが追加点を奪う。ワンツーから抜け出した中村が決めてリードを広げる。32分カウンターからジュビロ高畑がミドルシュート。35分はレイソルが右サイドから折り返して白井が枠内シュート。前半は0−2でアウェイのジュビロが0−2でリードする。

 

後半頭からレイソルは2枚替えを行う。57分はジュビロのグラッサがシュート。59分は戸嶋が左足でシュートも枠を外す。64分はジュビロがカウンターから高畑がヘディングシュート。細谷と島村を入れて攻撃を仕掛けるレイソルだが、なかなか決定機を作れない。81分には細谷がミドルシュート。83分サヴィオがシュートもブロックされる。ロングボールを多用し攻めるもジュビロが跳ね返し、時間をうまく経過させていく。そのまま試合は終了し、0−2でジュビロが勝利を収めた。

スタッツ基本スタッツ

キーモーメント

ジュビロの2点目のシーン。右サイドに流れたボールからセンタリング。レイソルDFが跳ね返したボールを中村が回収しジャーメインへ。レイソルは2枚で奪いに行くも、裏のスペースにこぼれて走り込んだ中村がGK松本健太と1vs1に。最後は冷静に浮かしてゴールを決めた。先制点を許したレイソルは、このゴールが大きく響きゲームを難しくしてしまった。また中村の走り込む判断と最後のシュートはお見事であった。

MVP

ジュビロの横内監督を挙げたい。苦しいチーム状況の中、2週間はレイソル対策を入念に行って準備をしてきた。スタメンはその結果が現れ、特に右サイドは松本昌也を起用することで守備に重心をおいた。また左サイドの高畑も好調でチャンスに顔を出し続けた。最後は5バックで凌ぐため鈴木を投入し、見事な采配で勝点3を手にした。日本代表の森保監督が見守る中、元日本代表コーチが大仕事を成し遂げた。

3連敗で降格圏と勝点差2

大一番を落としてしまったことにより、降格圏のジュビロとの勝点差はわずか2となった。3連敗と足踏みをしているツケがいよいよ払わされる事態になりつつある。

 

前半は警戒していた立ち上がりに失点を許し、痛恨の2点目も献上。後半から巻き返しを図ったが枠内シュートまで持って行けずに不発。試合後は大ブーイングが飛ぶ試合となった。このままでは降格をしてしまうのは明白である。

 

中断期間で準備をしてきたものがあったはずだが、この試合では残念ながら何も見受けられなかった。6ポイントマッチを落とした今、井原監督の進退が問われてくる状況になっている。

 

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