2023シーズンは数多くのサッカースタジアムや陸上競技場に足を運ぶことができた。ここでは初訪問の6つのスタジアムについて、それぞれの印象を踏まえ5段階評価・詳細レビューをしていきたい。
- サンガスタジアム by KYOCERA ★★★★★
- パナソニックスタジアム吹田★★★★☆
- ベスト電器スタジアム★★★☆☆
- カシマサッカースタジアム★★★☆☆
- デンカビックスワンスタジアム★★★☆☆
- レモンガススタジアム平塚★★☆☆☆
サンガスタジアム by KYOCERA ★★★★★
2020年にオープンしたスタジアムは、JR亀岡駅から歩いて5分の好立地に位置する。京都の中心街からは離れているものの、駅の目の前に約20,000人収容のスタジアムを建てたのは素晴らしいことである。
スタジアムの1Fにはカフェやフードコートなども併設されており、屋内で飲食を楽しむことができる。また小さな子どもが遊べるキッズスペースや会議室も完備。スタジアム外の芝生にはキッチンカーが充実している。
スタジアム内はややコンパクトでどの席からでも見やすい構造になっている。これからの国内スタジアムの基準となるような建物である。
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パナソニックスタジアム吹田★★★★☆
万博記念公園のある敷地から、道路を渡ると大きくそびえたつスタジアムである。2015年に完成し、建設費が約140億円で済んだことで有名だが、ビジュアルも内部も近未来的である。
スタジアム内は反響がしやすい構造になっており、声援はひときわ大きく聞こえるようになっている。スタジアムの中と外でグルメは充実しており、たこ焼き店のくくるは人気である。モノレールの駅から歩くと、意外にも距離がありかつ長い階段を上らなければならないのは難点である。
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ベスト電器スタジアム★★★☆☆
福岡空港からも歩いて行ける距離にある、外見は要塞のようなビジュアルのスタジアム。思ったよりも意外に良かった、というのが印象で、バック席とメイン席は大きな屋根がついておりピッチとの距離もそこまで遠くはない。特段目立ったグルメはないが一通りそろっており、完全キャッシュレスでの支払いとなるのは最先端の試みである。
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カシマサッカースタジアム★★★☆☆
伝統と歴史が垣間見えるサッカー専用スタジアムである。場内外ともにイベントやモニュメント、グルメが充実しており、特にジーコ像ともつ煮は大変人気である。日韓ワールドカップの会場でもあったことから、傾斜があり全体を見渡すには最適の構造となっている。ただ交通の便が悪いことはマイナス面である。
デンカビックスワンスタジアム★★★☆☆
広大な公園の敷地内にある陸上競技場である。新潟各地の物産展が出店されており、美味しいお米をつかったグルメを堪能できる。名物は万代バスセンターのカレーと言われている。こちらも日韓ワールドカップで使用されたため、それなりに傾斜があり見やすくはしているが、陸上トラックがあるため座席からピッチまでの距離は遠い。また帰りの車渋滞は残念なポイントである。
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レモンガススタジアム平塚★★☆☆☆
こちらも公園内にある陸上競技場で、建物自体はかなり古いものである。スタジアム外は数多くのキッチンカーでグルメを堪能でき、イベントも盛りだくさんである点は評価できる。しかしスタジアム内は通路が狭く、トイレも数が十分とは言えない。ピッチまでの距離は遠く、屋根はほとんどの席に無い状態のため、現在は新しいスタジアムの建設を目指している。
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