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このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

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<マッチレビュー>J1第4節柏レイソルvs名古屋グランパス 2024年3月16日


3/16(土)にJ1柏レイソルvs名古屋グランパスの試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で行われた。セットプレーからグランパスが2ゴールを奪い、0-2とレイソルはシーズン初黒星を喫した。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

サブ

柏レイソル

GK 31 守田

DF 16 片山(←3ジエゴ、74分)

DF 50 立田

MF 29 島村(←6山田、62分)

MF 34 土屋(←5高嶺、24分)

FW 15 木下(←19細谷、74分)

FW 45 山本(←14小屋松、62分)

 

名古屋グランパス

GK 16 武田

DF 2 野上(←25久保、46分)

MF 8 椎橋(←6米本、90+3分)

MF 17 倍井

MF 27 中山(←34内田、90+3分)

MF 66 山中(←7和泉、58分)

FW 77 ユンカー(←18永井、76分)

 

ホームのレイソルは4試合連続で同じスタメンとなった。ベンチメンバーも変わらず同様のメンバーで挑む。

 

アウェイのグランパスはシステムを3-4-2-1にし、新加入の山岸と森島をシャドー、最前線に永井をスタメン起用した。古巣対決の椎橋と山中はベンチスタートとなった。

 

内容

立ち上がりレイソルがボールを握る展開。3分に高嶺と細谷がシュート。8分にはグランパスの山岸がシュートを放つ。圧倒的に支配をした中、グランパスがワンチャンスをものにする。18分、FKから流れたボールに永井が飛び込んで決めた。その後はグランパスのペース。レイソルがバタつく中、24分に高嶺が負傷退場で土屋が入る。28分には永井がシュートもGK松本が防ぐ。徐々にレイソルが押し返すと、決定機を迎える。36分に関根が強烈なシュートを放つと、これがポストに直撃。39分にはCKから犬飼がヘディングもまたもポスト。その後もチャンスを生かせず、0-1で前半を折り返す。

 

後半頭からグランパスは野上を投入する。52分その野上のクロスから山岸がシュート。レイソルは57分に山田が左足でシュートも相手DFがブロック。62分にはグランパスの追加点が生まれる。CKからハ・チャンレがゴールを決めた。直後にレイソルは島村と山本を投入。しかしなかなかチャンスを作り出せない。75分にはグランパスの永井が抜け出しシュート。82分はレイソル土屋がミドルシュートもハ・チャンレがブロック。85分はサヴィオペナルティーエリア内で相手を倒したことでVARチェックが行われたが、PKとはならず。41分サヴィオがシュートもGKランゲラックがキャッチ。アディショナルタイムには山本が左足でシュートを放つも枠を外れる。最後まで守り切ったグランパスに対し、0-2でレイソルは敗戦を喫した。

スタッツ

基本スタッツ

シュート数やポゼッション率で上回り、内容として決して悪かったわけではないが、ゴールを奪うに至らなかった。前半は10本のシュートを放ったが、後半は思うようにチャンスを作れなかった。走行距離とスプリント回数ではグランパスが上回り、レイソルの攻撃をハードワークで防いでいたことが、このデータで明らかになっている。

キーモーメント

前半のポストを叩いた2つのシーン。まずは36分、左サイドのサヴィオから関根へ展開。関根はペナルティーエリア内から逆サイドへ強烈なシュートを放つが、ポストを叩いてしまう。関根はこの日果敢に攻撃参加し、好パフォーマンスを見せた。U-23日本代表でも活躍を期待したい。

 

39分には左CKからショートで白井へ繋ぎ、クロスを上げると犬飼がヘディングシュート。これもまたポストを叩いてしまう。CKから多少の工夫を見せチャンスを作ったものの、ゴールには結びつかず。このどちらかが決まっていれば、試合展開は違っていただけに悔やまれるシーンとなった。

 

MVP

グランパス新加入CBのハ・チャンレが1アシスト1ゴールと輝いた。セットプレーでは高さと強さでレイソルの脅威となった。本職の守備では細谷に対し仕事をさせず、後半は体を張ってシュートブロックを2度行った。グランパス浮上のきっかけを作った新戦力は、今後DFリーダーとしてチームをけん引していくだろう。

 

苦手相手に初黒星

ホームのリーグ名古屋グランパス戦は近年勝利できていないというデータが示すように、この日も結果は完敗となってしまった。ほぼチケット完売の日立台だったが、今シーズン初黒星である。

 

やはり個々のクオリティでレイソルの選手は劣っていたところが散見された。失点直後はバタついて連係ミスがあったし、高嶺が負傷退場後はなかなかボランチから起点となるパスを出すことが出来なくなった。

 

試合後に井原監督は「勘違いしていた」とコメントを残した。自分たちが上であると少し誤解してしまった結果が、この敗戦に繋がったのかもしれない。中断明けのアルビレックス新潟戦では、勝ち点を積み上げたいところである。

 

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なぜ柏レイソルは開幕から好調なのか?

f:id:gotohitachidai8:20240311123741j:image2024シーズンが開幕してから、柏レイソルは好調である。J1を3試合戦い、2勝1分と2位に位置付けている。様々な要因があるが、ここでは5つについて詳細を述べていく。

関根大輝の台頭

現役大学生で1シーズン前倒して加入した、右サイドバックの関根大輝がここまで素晴らしい活躍を見せている。ちばぎんカップからスタメンで出場を果たすと、リーグ戦でも3試合連続でスタメンとなり、ルーキーながら早くもレイソルに欠かせない存在となっている。

 

187cmの高さがありながらも、静岡学園で鍛えたテクニックと判断、そして1vs1の守備の強さが特徴の選手。J1の舞台でもその能力は十分通じることを証明して見せている。細谷と共にパリオリンピックの日本代表に選出されても、何ら不思議ではない。

 

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遅攻時のビルドアップ

2023シーズンの反省として、ポゼッション率が低く後半のスタミナ切れから失点を喫することから、ポゼッション率を高める試みが見られる。具体的には以下の2点である。

・小屋松のフリーマン

ボランチが左下に下りてシステムを変形

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特に第2節ヴィッセル神戸戦、第3節ジュビロ磐田戦では上記の形が何度も見られ、速攻ができないと判断したときはGK松本を含めて後ろでビルドアップを行う。このことにより、ゲームをコントロールし自分たちのスタミナを終盤まで維持することが出来ている。

 

DFラインが高くなった

昨夏に犬飼智也が加入して以降、DFラインは非常に高い位置をキープしてコンパクトな守備をすることが出来ている。それは4人のDFそれぞれが優れたアスリート能力を持ち、そして1vs1で負けないことを前提に、うまくコミュニケーションを取ることで実現できている。

 

ジュビロ戦の後、古賀太陽がインタビューで以下のように答えている。

--マテウス ペイショット選手投入後の対応について。
ペイショットをターゲットに長いボールを入れてくるという形は狙っていたと思うので、そこに対してズルズルラインを下げずに高い位置をキープしながらやれていたと思います。そこから背後に入れられたボールもオフサイドで捨てられたり、ラインコントロールは試合を積み重ねていく中で整理されてきていると思うので、継続できていると思う。

(中略)

 

--判断が昨季の開幕時よりも上がっているという感覚はありますか?
去年から体制が変わったこともあるかもしれないが、どうしても強気のライン設定を取れなかったり、チームとしてコンパクトに守ることが去年のスタートの頃はできていなかったので、今季はスタートから守備に関してはいろいろとできていると思う。

 

【公式】磐田vs柏の選手コメント(明治安田J1リーグ:2024年3月9日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

つまり今では強気のライン設定で、オフサイドを意図的に取りに行くことすらできる状況である。ヴィッセル神戸戦でともに観戦した友人が「DFライン高過ぎじゃね」と心配するくらいだが、それが今の好調につながっている。

 

井原監督の大胆かつ明確な交代策

引き続き井原監督が指揮を執ることになった2024シーズンだが、2枚替えや3枚替えなど昨シーズンよりも大胆かつ的確な交代策を見せている。例えばヴィッセル神戸戦での交代は、一気に3枚を代える賭けに出た。すると島村拓弥のアシストから木下康介がゴールを決めた。投入された2選手による勝ち点3は、井原監督の采配がズバリ的中した結果であった。

 

また開幕節での京都サンガFC戦では、立田悠悟を投入して5バックで逃げ切りを図ったものの、終盤に失点したことから、直近2試合はフォーメーションを変更せずに1-0で勝利している。この判断もなかなか難しいはずだが、見事に勝利へ結び付けている。

 

クラブとしての新たな取り組み

新体制発表会では、昨年から社長になった山崎社長より2024シーズンの方向性が示された。NoREYSOL,NoLIFEと新しい言葉で柏レイソルというクラブが、より身近に感じられるような施策が次々と行われている。

 

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新しい施策の具体的な内容を、以下に列挙していく。

・練習風景および試合当日の映像を公開

・X上でファン・サポーターの写真を使った交流

・Xによる試合経過を伝えるオリジナル動画(ジュビロ磐田戦より)

・スタジアム内託児所の開設(3/16名古屋グランパス戦より試験導入)

 

コロナウイルスが蔓延した2020年以降、しばらくは厳しい制限の中での管理を強いられたために、なかなかファン・サポーターや地域との交流が取れずにいた。しかし今シーズンはよりオープンで積極的な姿勢を見せており、レイソルが新しい形で改めて地域に根付こうとしている。こうした面も、チームの好調の要素ではないだろうか。

 

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<マッチレビュー>J1第3節ジュビロ磐田vs柏レイソル 2024年3月9日

3/9(土)に、J1ジュビロ磐田vs柏レイソルの試合が、ヤマハスタジアムで開催された。試合は古賀太陽のJ1初ゴールを守り切り、レイソルが0-1で勝利した。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

サブ

ジュビロ磐田

GK 21 三浦

DF 15 鈴木

DF 26 西久保(←50植村、87分)

MF 13 藤川(←14松本、62分)

MF 16 レオ・ゴメス(←25中村、76分)

MF 31 古川(←37平川、62分)

FW 99 ペイショット(←10山田、46分)

 

柏レイソル

GK 31 守田

DF 16 片山

DF 50 立田

MF 29 島村(←6山田、81分)

MF 34 土屋(←33白井、68分)

FW 15 木下(←19細谷、81分)

FW 45 山本(←14小屋松、68分)

 

前節フロンターレに勝利したジュビロは、新加入のGK川島、植村、平川らをスタメン起用。最前線は4ゴールと爆発したジャーメイン良が入る。

 

初勝利を挙げたレイソルはスタメン、ベンチ共に前節と同じメンバーで挑む。細谷はこの試合でJ1出場100試合を達成した。

 

内容

風が強く吹く中での試合となった。7分にレイソル犬飼がロングシュート。10分にはジュビロ磐田の山田がシュート。互いにチャンスを作れずにいたが、26分にジュビロに決定機。左サイドからのクロスに山田がシュート。しかしジエゴが見事なブロックで防ぐ。すると35分、レイソルが先制点を奪う。CKから古賀が決め、J1初ゴールとなった。その後もレイソルがペースを握りながら進めて、0-1のリードで前半を終える。

 

後半開始から、ジュビロはペイショットを投入。2トップにし彼を起点にゴールを目指す。しかしレイソルは49分、51分と立て続けに小屋松がチャンスも、決め切ることができない。62分にジュビロが2枚替えすると、流れが一気に傾く。上原の2度のシュートはいずれもレイソルDFがブロック。69分にはレイソルがCKからジエゴのシュート。その3分後は途中出場の山本がシュートもGK川島がセーブ。83分は木下にビッグチャンスも、シュートは川島とバーに阻まれる。終盤にジュビロレイソル陣内に攻め込むが、最後までゴールネットを揺らせず。0-1でレイソルが勝ち点3を手にした。

スタッツ

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シュート数やポゼッション率、走行距離はほぼ互角だが、ジュビロは枠内シュート数8本、レイソルはスプリント数160本で相手を大きく上回った。レイソルは高い守備ラインを保ち、強度の高いディフェンスを試合終了まで続けたことが、このスプリント数に表れている。

キーモーメント

ジエゴが見せた身体を張ったディフェンスのシーン。まず26分、山田にパスが通り決定機が訪れる。ジエゴは足を滑らしながらもシュートコースに身体を投げ出した。このプレーが先制ゴールに繋がったといっても過言ではない。また64分に、ペナルティエリア内の混戦からジュビロの上原のシュートを、古賀が防いだあとにジエゴがシュートブロック。

 

この日のジエゴは素晴らしいシュートブロックを何度も見せたが、これは他のDF陣にも言えることである。ジュビロに枠内シュートを多く打たれたものの、そのほとんどに対しレイソルDFがシュートコースに入り、最後までゴールラインを割らせなかった。

MVP

キャプテン古賀太陽が値千金のゴールで、レイソルの連勝に導いた。追い風だった前半、サヴィオのCKはゴールに向かうことが分かっていた。そのボールにニアサイドで合わせて、J1での嬉しい初ゴールを決めた。

 

守備では高いラインを保ちチームを統率、ジャーメインやペイショットらをしっかり抑え込んだ。2シーズン目となったレイソルのキャプテンは、今後も更なる進化を遂げる。

早くも連勝を飾る

2試合連続のウノゼロで2024シーズンは良いスタートを切った。昨シーズンから引き続き固い守備を継続し、攻撃では速攻だけでなく遅攻を交えながら、うまくゲームマネジメントが出来ている。

 

また途中出場の選手も明確なタスクを実行して、チームの逃げ切りに貢献している。この戦い方が確立されれば、容易く負けることは無いはずである。

 

とはいえまだまだシーズンは長い。ホーム日立台での名古屋グランパス戦も、勝利を手にしてJ1リーグを盛り上げていきたい。

 

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元JTBの柏レイソルサポによる遠征お得技3選in磐田(静岡)

f:id:gotohitachidai8:20240307125001j:image3/9にJ1のジュビロ磐田vs柏レイソルの試合が、ヤマハスタジアムで開催される。連勝を願って磐田の地に遠征されるレイソルサポーターは多いことだろう。ここでは磐田遠征で使えるお得技を紹介したい。

青春18きっぷで格安移動

JRが期間限定で発売する乗り放題切符、「青春18きっぷ」。18という数字で年齢制限があると思いがちだが、制限は特にない。3/1~4/10までの5回(日)分乗り放題で、12,050円と破格の値段である。全国のJR普通列車を乗ることができるので、節約を兼ねてローカル電車の旅を楽しむことも検討したい。

 

なお一人だけでなく複数人で活用することも可能なので、例えば5人でJR御厨駅までの片道乗車をすることができる。

青春18きっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海

 

さわやかに行くなら待ち時間をチェック

静岡県内に34店舗構える人気ハンバーグ店、炭火焼きレストランさわやか。行列ができることで知られる店で、必ず券売機で順番待ちの受付番号を発見する必要がある。そのため事前に公式ホームページから、店舗ごとの待ち時間を確認することをおすすめする。

 

なお車移動で御殿場プレミアム・アウトレット店を検討している場合、さわやかの全店舗の中でここが一番混む店であるので、避けて別店舗を探すのが賢明だ。

店舗一覧|げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか

桜を満喫

3月には桜が徐々に開花してくる時期であるため、桜を楽しめるスポットをいくつかピックアップしたい。

はままつフラワーパーク

110品種約300本の花梅と約400本の早咲きの桜がひと足早い春を演出してくれる。3月の入園料は大人600~1000円、小・中学生300~500円(花の咲き具合などにより変動)

はままつフラワーパーク【公式サイト】~世界の花のテーマパーク~

豊田川

約2kmの桜並木が川沿いに咲き誇る。川の土手には菜の花も咲いてとても見応えのある風景となっている。

磐田市観光協会 / 豊田川の桜並木

 

掛川城浜松城

掛川城の周辺にはカケガワザクラ、四季桜、しだれ桜、ソメイヨシノが約150本咲き誇る。夜にはライトアップされるので、夜桜を楽しむこともできるだろう。

掛川城|静岡県掛川市

 

また浜松城も公園内ではたくさんの桜があるため、是非とも訪れてみたい場所だ。なおトップ画の写真は、筆者がここで撮影したものである。

徳川300年の歴史を刻む出世城。浜松城

連勝し静岡遠征を楽しみたい

2024シーズンは1勝1分と上々のスタートを切った。今シーズンの戦いに期待をするレイソルサポーターが、ジュビロ磐田にも勝って連勝することを願っているのも当然である。アウェイの地でも大勢駆けつけることだろう。

 

桜が開花する季節となり、観光をしやすい気温にもなってきた。試合観戦と共に静岡県の名所も堪能したいところである。

 

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柏サポアウェイ遠征紀行 神戸編②

①から続く

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法隆寺

最終日は奈良県へ。11:00頃に法隆寺へ到着した。教科書にも出てくる五重塔は圧巻であった。博物館も併設されており、広大な敷地を見終わったあと、昼食として柿うどんセットを食べた。オレンジ色のうどんは初めて見た。

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道中に昔の日本代表の看板を掲げたサッカーショップがあったので寄り道した。何処から来たのか聞かれたので、千葉県と答えると

ジェフ千葉やな。」

と言われてそこからオシム監督の話を語ってくれた。

 

平城宮跡

13:30には奈良駅に到着した。奈良公園方面に向かうつもりが、逆方面のバスに乗ってしまった。行き先には平城宮跡地があったので、そこへ行ってみることにした。

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大きな朱雀門はあまりにも巨大な建物で圧倒された。周りにはカフェやミュージアムも併設されており、オシャレな雰囲気もある。最近漫画やアニメで流行っている、薬屋のひとりごとの仮装をした人が写真撮影を行っていた。

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朱雀門の奥側に入ると、これまた広大な土地が広がっている。次の門までは3kmほどで、基本平地だが電車の踏切が設置されていた。この光景はなかなか不思議である。

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春日大社

15:30にはバスで春日大社へ。1200年の歴史を持つ神社で数々の神を祀っている。この大社の灯籠は金色でなんとも美しい。また暗闇の空間に照らされた灯籠は幻想的で非日常を体感できた。

家から日立台へ。徒歩10分 on Instagram: "#春日大社 #柏サポ神戸遠征 #柏レイソル #奈良 #奈良観光"www.instagram.com

 

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その後はフォロワーの方に教えてもらった、新薬師寺へ。こじんまりとした寺だが、本殿には干支それぞれの守護神像、十二神将が円を成しており、他では見られない光景であった。(本殿内は撮影禁止)

www.shinyakushiji.or.jp

 

奈良公園

次は公園の池の中に浮かぶ、浮見堂へ。自然を感じながら休憩し、公園の中を散策。出会った奈良の鹿たちは、ほとんど人間には慣れているようだった。

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スイーツを食べにくず餅の天極堂奈良本店へ。こちらもフォロワーの方におすすめしてもらった。定番のくず餅は消費期限10分、ぷるぷるとした食感で非常に美味しかった。

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吉野本葛の老舗・奈良・井上天極堂の公式サイト

帰路へ

奈良駅へ戻り電車で京都駅へ向かう。祖父母の墓参りを経て、19:00に京都駅に到着した。最後は駅中にあるひつまぶし専門店で、湯葉丼セットを食べた。贅沢な湯葉がたくさん入っており、この遠征を締めるには最適だった。

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神戸から大阪、奈良を周ってきたが、どの町にも魅力的なところが多かった。特に奈良県は大人になってから初めて来たので、随分と様変わりしたものだと感じたし、まだまだ行きたい所もいくつか発見できた。関西に訪れた際はぜひ参考にして頂きたい。

 

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柏サポアウェイ遠征紀行 神戸編①

3/2〜4にかけて、ヴィッセル神戸戦の観戦を含め関西へ遠征したので、その紀行を綴る。

1日目

柏からノエスタ

7:30に柏を出発し、新幹線に乗って新神戸駅へ。友人と2人で観戦予定だが、キックオフぎりぎりになるとの連絡を受けたので、別々の新幹線を使った。筆者は3列シートの窓際に座ったが、その隣はイギリス人と思われる2人組が座った。話の内容はプレミアリーグのスコア予想で、ベッティングをしているようだった。

 

新神戸駅に着くと、予想外の寒さを感じた。ノエビアスタジアム神戸は地下鉄の駅から近く、立地の良い場所である。スタジアム近くには広大な人工芝生エリアがあり、キッチンカーを出しても余りあるスペースがあり開放感がある。その隣では広々とした天然芝生があり、子どもたちはサッカーボールを蹴って遊ぶことができる。

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スタジアム内に入ると、天井の屋根が閉まって、プレイヤーも含めて完全に雨に濡れない構造になっていることに気づいた。日立台では考えられない現象である。またトイレは一部、木目調の斬新なデザインで綺麗さは充分。ただ独特の整列方式で踏切のようなオペレーションは、やや困惑するほどであった。

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どのグルメも行列がもの凄かったので、比較的空いていた肉豆腐を食べることにした。この日の神戸は風があり寒かったので、身体を温める意味では非常に良かったと思う。

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試合はレイソル木下康介の移籍後初ゴールで1-0の勝利を収めた。チャンピオン相手に素晴らしい勝利で、神戸に来た甲斐があった。

 

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生田神社へ

三ノ宮駅では買い物をしたのち、生田神社に訪れた。格式の高く、縁結びで有名な神社で、裏には樹齢400年の神木や泉などがある。神聖な場所から更なるパワーを感じる事ができた。f:id:gotohitachidai8:20240305115316j:image
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夜は大阪の友人宅に宿泊することにしており、近くの焼き肉屋で祝勝会をした。引っ越してきたばかりなので、風呂は銭湯に行って一日の疲れを癒した。

 

2日目

大阪天満宮

朝から引っ越し荷物が届き、それらを片付けることに午前中を使った。昼食は家の近くのイタリアンを訪れたが、本格的なナポリピッツァを堪能できた。店内にはイタリア代表やナポリのユニフォームやグッズが飾られてあった。

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休憩がてら大阪天満宮に訪れた。学問成就で有名で、大学受験合格を祈願した札がたくさん飾られていた。また梅の花の名所であり、敷地内は様々な梅が5分咲きほどになっていた。たまたま結婚式の場面を見ることができ、こちらとしても幸せな気持ちになった。

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グルメ巡り

夕方には友人と別れ、ホテルへ向かっていた。その道中でグルメを堪能しようと思い、まずはラーメン屋へ向かった。らぁ麺もう利本店に訪れた。濃厚な鶏白湯ラーメンはきめ細かく、繊細なスープに細麺が絡む。店内も落ち着いた和モダンの雰囲気で、個人的には非常に好みのお店であった。

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らぁ麺もう利

 

すぐ近くの和風バル101へ。こじまりとした居酒屋だが、地元の人がよく訪れるような素敵なお店だ。ビールと前菜セット、串カツをいただき、地酒の3種飲み比べセットを注文した。今回訪問する、大阪、京都、奈良の地酒を選んでそれぞれの違いを楽しんだ。女性が一人でも気軽に入れる雰囲気も良かったところだ。

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和酒バル101 (テンイチ 【旧店名】101 食堂バル) - 大阪天満宮/ダイニングバー | 食べログ

 

②へ続く

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<マッチレビュー>J1ヴィッセル神戸vs柏レイソル 2024年3月2日

f:id:gotohitachidai8:20240302194333j:image3/2(土)にJ1のヴィッセル神戸vs柏レイソルが、ノエビアスタジアム神戸で開催された。試合は木下康介の移籍後初ゴールでレイソルが0-1で今シーズン初勝利を収めた。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

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サブ

ヴィッセル神戸

GK 50 オビンナ

DF 15 本多

DF 23 広瀬

MF 2 飯野

FW 9 宮代(←6扇原、80分)

FW 11 武藤(←22佐々木、51分)

FW 26 パトリッキ(←14汰木、32分)

 

柏レイソル

GK 31 守田

DF 16 片山

DF 50 立田

MF 29 島村(←6山田、67分)

MF 34 土屋(←33白井、67分)

FW 15 木下(←14小屋松、67分)

FW 45 山本(←19細谷、84分) 

 

ホーム開幕戦のヴィッセル神戸は同じスタメンを組んできた。最前線は大迫、汰木、佐々木の3枚。新加入の井手口もスタメン。怪我から復帰した武藤がベンチ入りした。

 

2024シーズン初のアウェイ戦となるレイソルも、開幕節と同じスタメンで挑む。ベンチにはメンバー外だった、片山が名前を連ねた。

内容

前半は決定機を作り出せない展開となる。7分にレイソルの細谷がシュートも山川がブロック。14分には高嶺がミドルシュートレイソルがボールを握る一方で、ヴィッセルはなかなかうまく繋げない状況が続く。そんな中、32分に汰木が負傷交代のアクシデント。40分に細谷とサヴィオがそれぞれシュートするが、決めることはできない。互いに決定機なく0-0で前半を終える。

 

後半早々にもヴィッセル佐々木が負傷交代するアクシデント。53分にはCKからトゥーレルがシュートを放つ。流れはヴィッセルになっていたところ、レイソルは3枚を同時投入し流れを断ち切らにかかる。71分にはヴィッセル武藤がシュート、GK松本が防ぐ。耐えたレイソルは83分に均衡を破る。細谷から島村と繋ぎ、最後は木下がダイレクトシュートを決めた。さらに85分は島村に決定機が訪れるが、トゥーレルが見事なブロックで凌ぐ。その後はヴィッセルが猛攻を仕掛け、GK松本を中心に懸命なディフェンス。無失点で抑えてレイソルが0-1で今シーズン初勝利を収めた。

スタッツ

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ほとんどの項目で王者を上回ってみせたレイソル。シュートも枠内に7本飛ばし、追加点も取れるようになればなお良いだろう。スプリント回数でもホームチームを17上回り、インテンシティの高さを披露した。また前半からポゼッション率を高めたことで、体力的に最後まで持つことが出来たのも良かった点だ。

 

キーモーメント

木下のゴールシーン。右サイドに流れた細谷が、相手ともつれながらも島村へボールを繋ぐ。フリーの島村はペナルティエリアへ侵入し、ニアに走り込んだ木下へパス。木下はダイレクトでシュートを放つと、GK前川の手に当たりながらゴールを決めた。

 

まず細谷のプレーは秀逸で、倒れ込みながらも島村へヒールで繋いだところはこのゴールの生命線であった。そして途中出場の2人が絡み、木下は嬉しいレイソル初ゴールを決めた。途中出場の選手が結果を残すところは、昨シーズンと異なる点かもしれない。

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MVP

少ないチャンスをモノにした木下が、この試合ではMVPの活躍と言える。途中出場で再三ボールを呼び込む姿があったが、そこになかなかボールが出てこない。しかし何度も繰り返した末に、ゴールという値千金の結果を残してレイソルの勝利に貢献した。また懸命にディフェンスするところも素晴らしかった。

 

またDF関根とGK松本の2人の活躍も特筆すべきであった。関根は右サイドを制圧し、気の利いたカバーリングでピンチを救った。松本は終盤に怒涛のシュートを浴びたが、冷静な対応で無失点勝利に貢献した。

前節の反省を生かした

展開としては京都サンガF.C.戦と同じく、試合終盤に1点をリードしたが、その後はしっかりと無失点に抑えることに成功した。チャンピオン相手に大きな勝ち点3である。

 

5バックではなくシステムの形を変えずに、木下と山本が前線からプレスをかけ続けた。制限をかけることで古賀と犬飼はロングボールをはね返し続けたし、ミスからカウンターも見せる事ができた。

 

井原監督にしては珍しく、3枚同時に変えたのも功を奏した。チャンピオン相手に勝利したことで、自信を持って次のジュビロ磐田戦に臨めるだろう。

 

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